頑張れ僕らの庭球戦隊

「……」
「ゆっかさーん！」
「ぉわ！…ってみっちゃんか」
「何、どしたの？ぼーっとして」
「いえなんでも？みっちゃんこそどうした？」
「あぁ、一年生が怪我しちゃったから、ちょっと部室で手当してくるって伝えに」
「ラジャ」
「じゃ、このメニュー表部長に渡してきてね！よろしく！」
「え、ちょ、うそ！待っ…！（逃げた！）」

「……（まぁ、ちょうどいいか）」



「部長」
「なんだ」
「これ、預かってきた」
「あ？…あぁ。わかった」
「それじゃ」
「準レギュ以下は走り込み終わったら紅白戦をする。コート準備しとけ」
「はーい（由香さん離れる）」

（スタスタ）

（…ピタ）


（スタスタスタ）



「…？なんだ、まだ」
「はい（手差し出し）」
「？」
「……喉。多分、少しはマシ、だから！じゃあ！」

（走り去る由香さん）




「（…飴？）」

「（……ガラでもねぇことしやがって）」







「……なんかめっちゃええもん見たわ」
「あたしもそう思う。つか喉痛めてるってよく気づいたね、由香さん」
「なんだかんだゆうて、お互い見とるからなぁ」
「（…あんたとみっちゃんも、お互いよく見てると思うよ…）（自分のことには疎いよなぁ）」




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イエロの月間にお礼を込めてノってみた。
まぁきっと３日も続かないけどね…！（笑）