頑張れ僕らの庭球戦隊

部員は練習中、部室にて。

　

「ゆかゆかー」
「何だいみっちゃんよ」

「跡部誕生日おめでとー！」

「……それ何で私に言うんだいみっちゃんよ」
「いや何となく。ホラ跡部はもう言われすぎて辟易してるっぽいし」
「だからって何で私に」
「だって由香さんだし」
「どういう理由だそれ」
「ただいまー」
「おー。いまりおっつー」
「お、ちゃんと荷物持ってんな日吉。偉い偉い」
「……アンタがた、どう見てもこの量一人で持てるはずないでしょうが。何で買い出し当番が一人なんですか」
「えー？　だってねえ？」
「うん。だよねえ？」
「日吉が通りかかるの見えたからー」
「そうそう、ナイスタイミングー」
「………………（畜生ハメられた）（けど幸運だったのは事実）（内心複雑）」
「あ、そういえば由香さーん」
「はいよ何だい呼んだかい」

「10月4日、跡部誕生日おめでっとー！」

「………………だから何でお前ら私に言うんだ！」
「や、だって言いたくなるよねいまり」
「だよねみっちゃん。なんか由香さんには言っとかないと」
「だから何なんだその妙な理屈！」
「まあいいんじゃないですか。跡部先輩もいい加減祝われすぎて迷惑してるようですから」
「ほらー日吉もこう言ってんじゃん」
「ていうか、うちらが由香さんに言って由香さんが跡部に伝えればいいんじゃない？」
「あ、それいいね！　いまりナイス！」
「何じゃそらーーーーー！」

　

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

オチなし。
本当は鳳とかジロちゃんにも同じこと言わせたかったがそこまで長いのはどうかと思ったので。
戦隊初書きがコレか…（笑）（軽く凹）（戦隊っ子たちの口調わかんないのでオフで会った印象をそのまま書いてみた）
そんなわけで遅ればせながら由香さん、跡部誕生日おめでとう！（笑）